背中の痛みや張り感に
悩まされていませんか
腰や肩、首と並んで「背中」も痛みが出やすい部位として挙げられます。
背中まわりの張り感や鈍痛が気になり、仕事や家事などに支障を感じている方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、背中の痛みの原因や症状の特徴、自身で行える対処・予防法を詳しくご紹介しています。
背中の痛みの原因は多岐にわたりますが、多くは生活習慣が関連してきます。
しかし、病気によって背中が痛んでいる場合もあるため、注意が必要です。
その見分け方についても、説明しています。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 背中の筋肉が常に張っている
- 背中の痛みで仕事に集中できない
- なぜ背中が痛むのか原因が分からない
- 腰の痛みが背中にも広がってきた
- 肩こりから背中の痛みも感じる
- 背中の痛みと猫背の姿勢も気になる
背中が痛くなるおもな原因
原因
背中まわりの痛みには、さまざまな原因が考えられます。
●腰痛
腰痛から背中の痛みへと広がる場合があります。
腰は上半身を支える土台部分です。
痛みをかばう不自然な姿勢をとっていると土台が傾いてしまうため、背中の筋肉に余分な負荷をかけてしまいます。
とくに突然発症する「ぎっくり腰」は、激しい痛みをともなうため、背部まで強く緊張してしまいます。
また慢性的な腰痛も、長引かせると痛みをかばった動作がくせづいてしまい、背中の痛みにつながりやすくなります。
●首・肩の痛み
首や肩の痛みから、背中の強い緊張へとつながることがあります。
とくに寝違えや四十肩・五十肩などで運動制限があると、背中まわりの筋肉がこわばりやすくなります。
また、むちうちの症状にも、背中の痛みやこり感などがあります。
むちうちとは、コンタクトスポーツや交通事故の衝撃で首を痛めた状態を指します。
●猫背
猫背は、猫のように背中の丸まった姿勢のことです。
前方に傾いた重たい頭部を支えるために、首の後ろ側から背中の筋肉に負担がかかりやすくなっています。
とくにデスクワークやスマホの操作など、前のめりの姿勢が長い時間つづくほど、背中の筋肉がこわばります。
●ストレス
ストレスの蓄積によって交感神経が過剰に興奮してきます。
交感神経の働きで首や肩まわりの緊張が強まり、背中の痛みにつながることがあります。
精神的なストレスに限らず、気候の急な変化、騒音といった物理的なストレスも、自律神経を乱す原因の1つです。
●脊柱の疾患
頚椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎の圧迫骨折など、脊柱の疾患やケガによって背中の痛みを引き起こす場合があります。
また、皮膚の病気である帯状疱疹も、背中やわき腹あたりに痛みを起こす原因に挙げられます。
●内臓疾患によるもの
背中の痛みが、内臓の病気から引き起こされている場合があります。
・心筋梗塞
・狭心症
・膵炎(すいえん)、胆嚢炎(たんのうえん)
・腎盂腎炎(じんうじんえん)
など
「胸の痛みや息苦しさがある」「突然発症して痛みが広がった」「発熱がある」など、少しでも異常を感じた場合、速やかに医療機関に行くようにしてください。
症状・特徴
背中の痛みには、どのような症状がみられるのでしょうか?
●筋肉の張り感
背部が緊張することで、筋肉の張りを強く感じる場合があります。
デスクワークや読書、勉強など同じ姿勢が長くつづくほど、筋肉がこりやすくなります。
また、腰痛や首の痛みがある場合は、動作にともなって背中にも痛みが生じることありますもあります。
●動作制限
筋肉の柔軟性が低下するため「背中を反らしにくい」「身体をひねりにくい」など、身体の動かしにくさにつながる場合があります。
また、背中から腕にかけて付着する筋肉もあるため、腕を上げる動作も硬くなりやすいです。
●しびれ
ヘルニアや狭窄症といった脊柱の病気がある場合には、腕や手のしびれをともなうことがあります。
下半身にまで痛みやしびれが生じ、日常生活に支障が出てくるケースでは、手術が必要になることもあります。
日常で行える
背中の痛みへの対処・予防法
対処法
内臓の病気によって背中の痛みが引き起こされていることもあります。
しかし「筋肉の緊張」や「脊柱の問題」から、背中の痛みにつながっているケースがほとんどです。
そのため、セルフケアで筋肉や関節にかかる負担を軽減することにより、背中の痛みの改善・予防が期待できます。
●正しい姿勢の意識
顔や顎を前に突き出したような姿勢は、背中の緊張を強めてしまいます。
姿勢改善のためには、次の2点を意識してみてください。
・骨盤を立てて、坐骨で座るようにする
・顎を軽く引いて、肩甲骨の上に頭を乗せるようにする
背中が丸まってしまいますので、足を組んだり、両足を前に投げ出したりする姿勢はなるべくとらないようにしましょう。
●デスクワーク環境の見直し
デスクワーク中に猫背になりやすい方は、椅子や机の高さ、画面の角度など一度調整してみてください。
・両足裏が床について、太ももと床が水平になる椅子の高さ
・肘が90度の状態でキーボード操作ができる机の高さ
・目線の高さでスクリーンがみれる画面の角度
上記のようなポイントが挙げられます。
●温熱
ホットパックや蒸しタオルなどを当てて、背中を温めましょう。
温めることで血行が促され、緊張が緩みやすくなります。
また全身を温めるためには、湯船に浸かった入浴も有効です。
ぬるめのお湯にじっくり時間をかけて浸かるようにしましょう。
●深呼吸する
胸式呼吸(浅い呼吸)では、肩がすくみやすくなります。
お腹からの深い呼吸によって、肩から背中まわりの筋肉がリラックスできる状態を作りましょう。
・椅子に座ります
・息を大きく吸って、お腹に空気を入れるようにします
・時間をかけて息を吐き、お腹の空気を全て吐き切るようにします
上記の要領で、深呼吸を5分を目安に繰り返してください。
●ストレッチ
ストレッチによって筋肉の緊張をゆるめましょう。
背中の痛み改善には、以下のようなストレッチがおすすめです。
ストレッチ中は息を止めず、ゆっくり筋肉を伸ばすようにしてください。
・背中のストレッチ
椅子に座って両手を前方に伸ばし、指を組んでください。
そこから両手を前にグッと伸ばすようにして、背中の筋肉をストレッチします。
・胸を開くストレッチ
背中側で指を組んでください。
そこから両腕を後ろにできるところまで引いて、胸を開くようにストレッチしてください。
腕を引く際には、肩が上がってしまわないように気をつけましょう。
・太もも裏側のストレッチ
椅子に座った状態で片足を伸ばし、上体を前に倒すことで、太もも裏側の筋肉をストレッチしましょう。
太もも裏の緊張によって骨盤が引っ張られ、姿勢の崩れにつながる場合があります。
左右バランスよくストレッチしてください。
知恩鍼灸院・鍼灸院の
【背中の痛み】へのアプローチ
当院では、患者様に適切な施術を提供するにあたって、まずは入念な検査・身体のチェックを行います。
骨折や側弯症が考えられる場合、当院と連携している整形外科へ紹介させていただき、レントゲン・MRIなど画像検査を行い、治療方針を決めさせていただきます。
背中の痛みを感じる方の多くは、日常生活での悪いくせ・姿勢不良がみられる傾向にあります。
その際には、身体の土台である骨盤を安定させることにより、全身の筋肉・筋膜を緩め、姿勢を正常な状態に戻します。
身体を正しく安定した姿勢に戻した後は、身体のバランスを崩す原因となった動きやインナーマッスルなどを強化することで再発防止し、根本改善を行っています。
身体に不調がみられる際は、身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」の3要素にアプローチしていく事が重要です。
そのため、鍼施術、骨盤調整、猫背調整を取り入れて改善を促していきます。
著者 Writer
- 松永 孝平
- 資格:柔道整復師・鍼灸師
生年月日:1977/1/20
趣味:ゲーム!
【 Message 】
当院は完全予約制ですので、患者様一人ひとりに丁寧な施術が提供可能です!
身体の不調はぜひ当院へご相談ください!
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